氷牟田は美月にディープキスを施した。
途端に美月の体は熱く火照ってきた。
「何…を…?」
「媚薬です。もう少ししたら我慢出来なくなりますから。話を戻しましょう。
結局、澄越三春の復讐はこれで失敗に終わったワケですよ。男子全員を巻き込んだのが良くなかった。
美月先生だけを犯せるのと、美月先生に加え澄越三春、遠藤利香、日向佳乃、新島律子を犯せるのなら、男子は断然、後者を選ぶわけです。」
つまりそれを仕組んだのが氷牟田だった。
三春の計画に加え、氷牟田に協力すればあと4人もの女子が自分たちのものになる。
「あとは男子生徒や男性教師に話を持ちかけ、他の女子生徒を上手く学校から遠ざけてやれば良かった。」
「く、倉真くんは…!!」
「今日は帰りました。澄越三春には俺が話をつけるって言ったんで。ああそうだ、聞かせてもらいましたよ、先生とキミトくんのお話。澄越さんに言ったんですけど、逆上されちゃって。」
「あなた…なんて事を…。澄越さんは心臓が…!」
「ああなるほど。余命いくばくだったんですか。それなら逆上しても仕方ない。まぁ、先生。正直、どうでもいい事です。」
美月は三春を侮辱され、何故か怒りがこみ上げてきたが、体は火照り、汗が滲んできていた。
「そろそろ良い感じになってきましたか?」
(逃げなきゃ、また犯される…!)