私は乙に跨がり硬いペニスを体に埋め込んだ。
『奥さん…「私をどうしたい」と聞かれると、男としては堪りませんよ!チンポ硬くなったでしょ?』
私は頷く。
「失礼を承知で言うと…奥さんを何処かに大の字に縛りつけて朝まで犯してみたい。最後には奥さんが涙を流して悦ぶ姿を見てみたい。涎を垂らしてチンポをくわえさせてみたい。もっと犯してと言わせてみたい。奥さんの上品なその口にチンポを突っ込んでボボの代わりにして射精をしてみたい…不可能で叶わぬことですが、山ほどあります』
『こ…腰を動かして…いい?…少しだけ…』
乙が頷く。私は前後に揺すりながら話しを繋ぐ…
『私を犯したいの?縛りつけて?朝まで?…私が門札を裏返して、自分からボボしてって言ってるの判ってて犯すの?』
『それは判っています。その次の段階です。ボボしたい奥さんを更に悦ばせる演出です。小鳥の交尾みたいに10分かそこら、ざっくりボボして私が帰っていいですか?…奥さんの「自由を奪う」という仮想現実の中で何度も奥さんをイカせてあげたいだけです』
『…では、私に対してその暖かい気持ちがあって…何故、「不可能な叶わぬこと」なの?不可能な叶わぬ理由を勝手に作りあげるのね…逆に不可能な理由を取り除くことはしないの?乙さんは…』
気持ちの中に妖しい焔が燃えはじめた!
体の自由を奪われるってどんな感じだろうか……
『そ、そう言われると困ります。が』と乙が言う
『何処かに縛り付ける?…その「何処か」を探したら、乙さん。……例えば…あの座卓に私を朝まで縛りつけたら?」
私は部屋の隅に片付けてある来客用の欅の座テーブルを指指した。
生前、昭さんが奈良で作らせた自慢のテーブルだ
『奥さんには教えられることが多い。…もう、何も言わないで下さい』
私が体から下りると乙は布団の端を引きずって仏壇の前にスペースを確保して二人がけでテーブルをそこに運んだ。その上に敷き布団を伸べた。
『私…ここに寝ればいいのね…脚を向けて…』
『そうです。仏壇に近か過ぎますか?』
『いえ!構わないけど朝まで縛られるんでしょ?その前に…オシッコさせて』
『…オシッコは縛った後からして貰います。出るところも見せて貰います』
私は、「大の字」どころではなく「火の字」に縛り付けられた。膝から下はテーブルからぶら下げられた。
「先ずオシッコしますか?」
乙はリュックサックの中から携帯用の尿瓶を取り出した。