指圧は「血心中」とも言われ、血管の末端から血液を心臓に送り戻すように筋肉も心臓に向けて揉み戻すのである。
足裏、アキレス腱、ふくらはぎ、太もも、臀部の付け根へと揉み上げて行った。
手が滑った振りをしてさりげなく太ももの内側を触るのがポイントだ。
「奥さん、私の方を向いて横向きになって下さい」
瑛子はノロノロと私を向いた。アイマスクが似合って…卑猥だ。
私は下になった方の膝を強引に折り曲げた。
指の一本、一本を丁寧に揉み、性感帯である指股を揉み、肘から上腕へと揉み上げる…肩の先端を特に丁寧に。
脚の先端から側面を臀部まで揉みあげた。
この際も下になった太ももの内側をさりげなく触るのを忘れてはならない
「はい、同じように…反対を向いて…」
……
反対側も同様に完了した
「はい、今度は仰向けになって下さい」
瑛子がブラジャーを着けてないのは最初から解っていた…
アゴの下から脛まで薄いタオルケットをかけた。
もう瑛子の目的は解っていたから、私は大胆で良かった。
タオルケットを微かに乳首が持ち上げているのが判る。
私はタオルケットの下に手を入れてスカートをめくり上げた
足指から揉んで行く…
長い指だ。
指股を意識しながら愛撫する…
指が入らない真似をする
「ごめんなさいね。指が入らなくて…治療代を頂いているのに…重要なツボなんですが…今日はこれくらいでご容赦下さい」
「せ、先生、ホントに…いいんです、破いて。私、気が…つかなくて…」
「いやぁ、破るのは…ちょっと。…じゃ、こうしましょう、私がストッキングを買いましょう!…破るんじゃなくハサミでカットしますよ…」
「いえ、私買います。ハサミで…お願い…します」
「とにかく、先端だけハサミでカットします」
私は生足を触った…爪に透明のツヤが光る。
しっぽりと湿気を帯びていた。
これを見て私は確信した
チラッと瑛子を見る。
アイマスクをつけて…口は半開きになっている。
側面に回り、膝から太ももを揉み上げる…
片方が邪魔になる振りをしてタオルケットの下で膝を折り曲げ向こうにやった。
タオルケットの上からでも折り曲げたポーズの形が見えて卑猥だ。脚が長い。
揉み上げて行って付け根の辺りは、軽く小指が局部に触れるか、触れないかの際どいタッチでいい
…焦らせる時だ。
ピアノの高音から低音に向かって弾くように揉む