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Hな整体師<7>

匿名  2010-04-16投稿
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丁寧に、丁寧に揉み上げた…際どい局部へのタッチも忘れずに…。
反対側に回る。
瑛子は片方の脚を自ら折り曲げた……。

「先、…先生。…時間…変更…間に合い…ますか」
かすれた声で瑛子が言う

「ああ、出来ますよ…奥さんお時間宜しいんですか?今からだと19時まで掛かりますよ」

「…大丈夫です…」

「奥さん、マスクを外して下さい」
私はコピー用紙を挟んだバインダーに走り書きをした。

?5時に他の患者が帰るが、よろしいか?
?延長は機械や潤滑液を使って一段上のマッサージとなるが、よろしいか?
?下着だけになり、タオルケットを掛けてのマッサージとなるが、よろしいか?

私は唇に人差し指を当て、バインダーを瑛子に差し出した…
瑛子はそれに目を通すと、「潤滑液」を鉛筆で囲んで?マークをつけて返して来た。
私は暫く考えて、それに矢印を引き、ローション と書いて瑛子に返した。

「結構です」
と瑛子は言った。

「それでは奥さん、私、他の患者さんを回診して終わらせますから暫くお待ち下さい。その間、リバウンドのないように、これでマッサージを続けていて下さい…一応、カーテンには中からロック出来ますから…20分で戻ります」
瑛子に電気マッサージ機を渡してベッドを離れた。

私は他の患者の牽引機器を外したり、料金精算を急いで終了した。
面談室のモニタースイッチを ON?
タオルケットがモゾモゾと動くのが映っていた。
録画ランプの点灯を確認し表に「本日の診療終了」の札をぶら下げ施錠した。

また、幾つかのグッズを持ってベッドに戻った。
知らせると中から瑛子がタオルケットで全身を覆った姿で、ロックを解いてくれた。
そして、恥ずかしげに、慎重にベッドに横になった…

「お待たせしました。奥さん、眩しくなかったらアイマスクは外して結構ですよ」

「いえ…アイマスクは掛けさせて下さい…」
と言って瑛子はマスクを掛けアゴの下までタオルケットを引き上げた。

「では始めましょうか。…奥さん…治療をしながらで結構です、話してみませんか…原因を取り除かないと根本解決は出来ません。私は医者じゃありませんが…奥さんは私の患者ですから、治して差し上げたい。詮索じゃない。話せることだけでいいです…」

私はタオルケットの下からアロマローションを鎖骨から乳房まで塗った…
「あ〜……いい香り…」
私の言ったことを無視して瑛子は嘆息した。
「アロマは香りで精神を癒してくれます…リラックスして下さい…」
私は塗った上から電マでなぞった…

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