『そこに座りなさい。』
自分が座ったソファと向かい合わせのソファを指差し長井は言った。アキが黙って座ると長井は説教を始めた。
(ヤバイよー今日バイトなのに…)アキがそんなことを考えていると長井は
『聞いてるのか?』
と怪訝そうな顔でこっちの様子を伺ってきた。
『へ?あぁ、ハイ。』
『ま〜ァた聞いてなかったのかァ〜…オマエって奴は…』
ビッ。長井は近くにあったガムテープを手に取り10?くらいに切った。
『ハァ…スイマセン…!?』
ガムテープなんてどうするんだろう…そう思いながら俯き謝ると長井は突然長身を生かし、テーブル越しにいるアキの口にガムテープを貼りつけた。
『悪いね、どうしてもキミをオレの者にしたくてね。呼吸は苦しくない?』
アキが頷く前にガムテープを剥がそうとすると、長井はアキの両手をまたガムテープを使い、手が使えないようにした。
『暴れてもらいたくないんでね。手荒なマネして悪いが、オレは知ってるんだぜ?アキがいつもオレのこと考えてるってこと。それから…こうしてもらいたいってこともな!』
アキが逃げようとバタバタさせる足を片手で押さえ、ブラウスのボタンを上から無理矢理一気に破り、その手でアキの豊かな胸を優しい手つきで触り始めた。