「英里(えいり)!帰ろぅぜっ」「んー」 私は高1の早坂英里(はやさかえいり)。一応同級生の彼氏・田丸和也がいます。中三の時告白されて、たまにキスしたりするぐらいで…えっちトカは経験無。私は和也の事が好きだった…そぅ、星野灯路(ほしのひろ)に出会うまでは… 「入って♪」「ぅんっお邪魔します…」ある日私は和也のうちに行く事になった。「和也ん家って広いょね〜」「そぅかぁ?それを言うなら星野ん家だろ」「…星野…?誰!?」 「星野の事知らねぇの?B組の星野灯路だよ!星野グループの御曹司!!女みたいに綺麗な顔した学校の王子様だよ」「…ぁあ」…そぅいえばいたな…そんな人が…女子が毎日騒いでたなぁ…しかし英里は興味がないので覚えていなぃ。「そりゃぁ大きいでしょ…」御曹司なんだから。「…英里…」ちゅ…キスをしてきた。「…んん…和…也ぁ…ふ…」「…英里っ…」今までの軽いキスとは違う。濃厚なキス。熱い…何か…ボーッとする…っ「英里っ…俺…英里が欲しい…!」スルッ「ぁ…っ」乱暴に服を脱がす。しかし英里は抵抗しない。抵抗する理由がないからだ。『したい』ワケじゃない。でも、英里は彼女だ。SEXしたっておかしくない。 「…っ和也っ」ボタンを一つずつ外す。嫌じゃないのに嬉しくない。でもやっぱ…「ちょ…和也待って…っ」 ピーンポーン♪♪「か…和也…お客さん来たんじゃあ…」「〜っちくしょぅっ!」バタバタと玄関まで走って行った。「っ…はぁ…」ボタンをつけ戻す。まだ『したい』とは思えない。和也の事は大好きなのに…