「奥さん…ここをチンポといいます。奥さんのはオマンコ。ご存じですね?」
栞は頷いた。
「チンポはこうして勃起しないとオマンコには入りません…男は微妙でして魅力を感じない女性に対してはこんなに勃起はしません
包み隠さずニーズをお聞かせ下さい」
「セックス…までのコースを。」
「判りました。この時間私はまだユニフォームを脱ぐ訳には参りません。…このままセックスの前戯としてのマッサージを行います。5時に下のお客様を帰してから、そのコースに入ります。
4、50分の前戯は長すぎますか?」
「いえ。お願いします…」
「では、ベットに仰向けになって下さい…」
肩から乳房へとオイルを塗っていく
「熟したオリーブを最初に搾ったオイルだからバ-ジンオイルと言うんですよね…保湿力が高くて、クレオパトラもシーザーも愛用して。これを全身に塗って抱き合ったんでしょうね。気持ちいいでしょうね、ヌルヌルして。…性的にストレスをお持ちの方が好まれるオイルですよ…」
塗りながら栞に話し掛ける…
「先生…お見通しでしたね…主人の仕事柄、一般の方との接触は禁じられた生活なんです。職場の家族だけ同じ団地に住み…主人達の朝は職場のバスで一斉出社。…同じ団地内だけの付き合い…癒着とかを防ぐため、友人の出来る間もなく転勤。主人が出社したあとの孤独…鬱積、ストレス、そんな生活です…最近、越して来ました…心が…体が…私…寂しい…思い切り大きな声を上げてみたい!気を失う程の快感が欲しい…ギュッと誰かに抱きしめていて欲しい…」
「そうだったんですね…」
「犯罪を犯し逮捕されたり調べられたり、裁判になった時…私の友人、その旦那さんだったら…主人の仕事に私情が入るという理由。…夜の街に出たこともない。出会いもない。…家に閉じ篭り。遠い街でエッチなビデオ借りて来たり…」
「奥さん、…今日は、思い切り声を出していいですよ。誰にも聞こえません
私、奥さんと恋愛は出来ませんが…この部屋では恋人付き合いは出来ます…時間はありますか、5時から2、3時間はかかりますよ」
私は大胆に陰部にオイルを塗って行った…
「今日はぁぁ…いいんです。実家からの帰りだから。…近くだと…チクられたりしますから…ぁぁ」
「嫌な世の中ですね」
「AVの女優のように…していいですか…ヌルヌルにして抱いてくれますか…あんな椅子もビデオで見たことあります。縛られたり、吊されたり…精子を飲まされたり…してくれますか…オモチャも…」