(え?ちょっ‥‥嫌‥!)
突然、太ももに違和感を感じた。
内側に手が伸びている。
硬い指の感触。
今日に限って
ひらひらの花柄ミニに、黒のニーハイという格好。
春だからとタイツを脱いだ自分に嫌気がさした。
指が、下着の上からゆっくりなぞってくる
(う‥‥気持ち悪い‥)
全く動けない混み具合でもなかったが、既に、恥ずかしさと恐怖で身体が固まってしまっていた。
ふと、男の指が離れる
しかしすぐさま、何か液体を纏って戻ってきた。
下着がずらされる。
(ん‥やぁっ‥‥何!?)
1番触れてほしくなかったポイントに、冷たいものが塗られた。
同時に、クリトリスを弄ばれる。
(‥っ)
息が詰まった。
必要以上に優しい指使いに、飲み込まれそうになる。
じれったいほとにゆっくり、でも確実に部位を狙ってくる。
『‥‥濡れてるよ』
男の囁く声
思ったより若くてびっくりした。
あたしの液をすくい、また弱い部分に擦り付ける。
ヌルッとした感触加わり、思わず声が出そうになった。
(やば‥‥あたし、何感じてんの‥‥?‥)
こんな奴の手に。
そう思った頃、
また手が離れた。