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母の遺言(八)

バツイチ女  2010-04-29投稿
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こんな会話を修と交わして数日後、彼はグリーンのビニール袋を私にくれた。

『女将さん、これ。約束の品物です。…もう、何時でもいいですよ。若いのも一人、加えていますからね…』

袋を覗くとアイ・マスクや避妊具、大人の玩具などが入っていた。
私は財布から二万円を抜いて修に渡した。
あの会話以降、私は度胸も決まらず、モヤモヤとした毎日を過ごしていたが、この品物を見て踏ん切れた気がした。

『女将さん、こんなにお金はかかっていませんよ…半分、頂きます』

『何を言うの。これ品物代じゃないわ。お礼!納めておいて。よろしくね…私、不安だけど…明日、卵焼き、焼いて見ようかな…』

『ええ!明日ですか…私も自分のことのようにドキドキしますよ!…失礼ですが女将さん、もう…随分でしょ?』

『恥ずかしいわ…前もって知られてるなんて。…そうね、もう…久しぶり…』

『女将さんもうそれは言いっこ無し!私も、知らなきゃ段取りのしようもない訳ですから。…久しぶりでしょ。ゆっくりまったりしたエッチが得意な相手にしますね』

『ありがとう、修さん。…相手が修さんということも有り得るのね?』

『ええ、もちろん!六分の一の確率ですけど。…こう言っては失礼ですが女将さんがここに戻った時からのファンですよ私…女将さんを”抱く”って…夢でした…』

『まあ、ファンだなんて!お上手ね。修さんは優しそう…嬉しい。…抱くって表現がエッチね…』

私はその夜はドキドキとした緊張感で熟睡出来なかった…。
翌朝、修は一番早く食堂に姿を見せた。
私は、甘い卵焼きの一皿を黙って修に差し出した

『私、マスクを着けて…眠って…いるから…』

『判ってます。それは全員、知っています。痴漢のように…ですね』

昼間は寝間着など幾つか買い物を済ませて、夜をまった
バスロープタイプの、紐を解けば簡単に脱がせられる寝間着にしてある。
プラジャーは着けず、簡単な下着の上に、それを着た

私は安眠を貪るならベッドが好きだったが…セックスをするなら畳に敷いた布団の上が好きだ。
枕元に水差し、コンドーム、ティッシュペーパー、玩具などをさりげなく置いた。照明はそれが確認出来る程度の部屋の明るさにした。…時間が経つのが遅い…
9:45分からのニュースは布団の中で見た。

そして……10:00が僅かに過ぎて、ドアがノックされた?

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