部屋に入ったら、アキが出てうらめしそうな顔で翼を見ていた。
アキ「彼女に電話!?」
翼『そうだね、毎日の習慣しなかったらオカシイから』
アキ「ふーん…」
翼『アキ!おいで』
アキ「ヤダ!」
翼はアキのとこに行き、抱き締めた。
翼『ヤなら帰るよ』
と言って服を着始めた。
アキ「そんな事じゃなくて…彼女に電話が嫌なの」
翼『習慣をヤダって言われても困る、だからベランダで話してたのに』
アキが泣いて、スガってきた。
アキ「帰らないで…お願いだから…離れたくないよ」翼『今日は沢山、愛しあったから』
翼は財布から5万円を取り出し机の上に置いた。
翼『2日分の仕事のお金。足りないかも知れないけどこれだけ置いてくね』
翼は部屋を後にした。
翼は家に帰り、シャワーを浴びてたまった洗濯物をして家事をした。部屋の掃除をしてる時、アキから電話が何度も入ってた。
翼はアキに電話をした。
翼『何度もダメだよ、僕が電話してからって言ったじゃないか』
アキ「ごめんなさい、でもどうしても話たかったから何度もかけちゃった」
翼『我が儘は嫌いなんだ、だから今日は終わり』
アキ「明日は!?来る!?」
翼『電話するよ』
電話を切った。