「あれ?…お…おぅ」
男同士、目を交わしあって…私達に向き直って男が言った。
「奥さん…約束したように強姦はせん!クジで奥さんから相手も決めて貰う。…が、オマンコすりゃ射精もする。病気を持ってる訳でもネエし、チンポもケツも洗っちょるがサックを持ち歩いてる訳でもネェ…まあ、男なら…中に思い切り射精をしてえのも心理じゃ、判るじゃろ?…その点どげぇかな?」
私は路子と顔を見合わせた
「あッ…」
小さく声を上げて路子は背負い篭の中から見馴れた財布を取り出してコンドームを取り出した。
二個続きのパッケージだ。
路子はちぎって一つを私にくれた…
「こっちの奥さんは持ってネェの?」
「あ、はい。私は…持ってないです。すみません。…その時は…お腹にでも出して頂くしか…」
「一人に一個じゃしゃあないな。俺はこんな奥さんとなら時間もあるし、…一人3、4回はやりてぇな!一個じゃ気休めにしかならんわな…腹に出すしかネェが…フラストレーションちゅう奴が溜まるけな。イライラしてくる。いや、奥さんが悪りい訳じゃネェが」
「…あのぅ…外にはお水がありますか?」
「ああ、水はあるよ、綺麗な岩清水がな…」
「あのぅ…怒らないで下さい。…本当に病気とかは…」
「奥さん、ここまで来て…嘘は言わんさ!病気ならのんびりしてる訳がネェ…そこまで悪じゃネェ」
「これは…親友のものです。私が使っていいものではありません。さっきも言いましたが、覚悟はしています!もしかの時には…外のお水を使います病気の件も…信じます」
私はそっと路子に返した
「貴子!…何言うの…私だけ使えって言うの?…使える訳、ないじゃない!…友達って言ったじゃない!…親友だって!…いいわ、私も要らない。一緒よ、貴子…水臭い!私はいい。嫌いじゃないから中に出して下さい」
路子は二つのコンドームをクシャクシャにして、隅の焼却炉の丸い油缶に投げ込んだ!
「よ〜し!決まった。クジ、クジ!…急がんと11時になるぞ」
男がまた二本の頭を揃えて握ったクジ棒を私達に差し出した。
「あのぅ…私達も…山を歩いて…汗も掻いています…シャワーと言うか…お水を使わせ…」
「奥さんな、俺達あ、猪猟をするんじゃが…オスがな、オマンコする時はメスのオマンコをさかんにねぶり回す。メスはシャワーは浴びんがな」
「奥さん…もしかしたら…俺らをジラせてる?」
「い、いえ、とんでもありません!ごめんなさい」
私は慌ててクジ棒を摘んでいた?