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拓哉のレイプ計画番外篇 初恋のコ、三神彩花?

クート  2010-05-08投稿
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三神彩花――― レイプ魔拓哉の最初の犠牲者【拓哉のレイプ計画1〜3参照】である。

華奢な四肢に儚さを漂わせ、故に守ってあげたい、美しさの中にそんな男心をくすぐる一面を持ち合わせた少女だった。

だから彩花が通う某公立高校では、ほとんどの男子生徒の憧れ的な存在だとも言えた。

吉田琉斗【りゅうと】も、その中の一人だった。
ただ、琉斗には他の男子生徒とはひとつだけ大きく違っていたものがある、彩花とは幼稚園から小学校までを親しく過ごした幼なじみだという事だった。

それでも、中学に入り思春期になると互いに意識してしまい、知らず知らずのうちに距離を置く関係となってしまっていた。

琉斗はけっしてイケメンという訳ではなかった。中肉中背でマスクも普通。ただ、気の良さと誠実さは天下一品だと言えるオーラを放った少年だった。

琉斗は心配していた。彩花が学校を一週間以上も休み、登校してきても明らかに様子が変だという事を。

彩花と話しがしたかったが、クラスも違い、二人を隔てた微妙な距離がそれを許さなかった。

「おはよう」の挨拶を交わした事はあった。ほんとはもっと触れ合いたかった。素直になれたらと、もっと勇気があればと… 分かってはいたが、いざとなったらどうしても素っ気ない態度をとってしまう、そんな自分を情けなく思う琉斗だった。

だが今は、少し違っていた。態度はどうあれ、いつも心から彩花の事を思っている琉斗である。守ってあげたい、全ての自分の細胞がそれを告げていた。

「彩っぺ、一緒にかえらんや? 」
琉斗の言葉に、校内の下駄箱近くにいた多くの生徒が振り向いた。(何を言ってるんだ、こいつ?)、という空気が辺りに流れた。

勇気がなかった自分への戒めだった、だから敢えてこの場所を選んだ琉斗だった。

彩花が見つめ返した。
真っ直ぐな琉斗の瞳に、久方ぶりの安らぎに触れたような気がした。拓哉にレイプされ、9日後の事だった―――

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