早瀬エリカは、じめついた電車内にため息をつきながらボックス席に座り込んだ。 疲れた…実行委員にな...
「ほらここに腕をつけてごらん」 「は…はい」 駅のトイレの個室に連れ込まれ、その間じゅう逃げる...
っ…はあっ…あっ… ぼんやりした頭の奥で、イケナイという言葉がちらつく。 が、内股に滑っていた指...
いや…っ…また…? 高津 美砂は顔をしかめため息をついた。 今どき珍しく長いミツアミに眼鏡という...
あ〜自己嫌悪…。 授業中だというのにまったく身に入らず(まあ入ったことはないが)頭はさっきの事で...
日向が屋上にむかうと、またしても甘い香りが漂った。 嘘だろ? …うわあ、いるよ…。 何故かド...
なんなんだよ、あいつ… 安岡のが便利に使えたのにな。 やりにくそうな奴……。 静まりかえったホ...
なんでしょうだとぉ? あれほど厭味を言っておいて、しれっとしてやがる! 「おや、河原日向さんで...
なんだったんだ、あいつは…っ!! 猫なら全身の毛を逆立ている状態の日向は、颯爽と消えて行った男を...
スラリとした長身の頂きには小さい顔が乗っている。問題はその中身。 頬まで伸びたしなやかなストレ...