「いや、だけどさ、まだ早くないか?」 そうだ。 良夜、お前は間違ってるぞ…キスのキの...
人は、余りにもびっくりするとその事実を全力で拒否するらしい。 良夜は止まった。 ...
…!!!!! 良夜に、好きなコ?? に、二次元人間に? いやまて、二次...
学校が終わって、帰宅部な僕らはまっすぐ家へ帰る…と言っても、良夜は俺の家だけど。 毎回...
良夜が僕を見つけた途端に近寄ってきた。 靴から上履きに履き替えている間中、 「...
風を切る自転車。 蒼く輝いて雲ひとつない紺碧の空。 僕は鼻唄を歌いながら、畦道を...
「何をイラついてんだ」 俺が肩を掴むと、翔はようやく足を止めた。 毛を逆立てた猫み...
ラブレターを渡せないまま、昼休みになってしまった。 なんか気まずくないか? あの女子、...
「え〜と、中崎だよな。だから、ごめんって」 「…なんだよ、拍子が抜けるな…てっきりケンカ売っ...
「高橋碧(みどり)です。よろしく…」 新しいクラス。 必要最小限の自己紹介を終えて、俺...