佳織の気持ちもおさまってきた頃、俺達はバスケットボールを持って寒空のなか公園に居た。 「・・でも...
「おじゃまします。」 「あら、佳織ちゃん!久しぶりじゃない!あがって、賢、部屋に居るから」 「...
「でさ、あのアルバムはやっぱハズレだと思うんだよね」 「ああ、それ俺もおもった。なんか、らしくな...
その日の夜、佳織から電話があった。理由が聞きたい、と。 俺は、本当のことが言えなかった。 「お...
2月14日。学校帰り、俺はいつもの公園に呼び出された。 「ねえ、賢ちゃん・・私ね、ずっと・・・好...
あれから、麻美を避けていた。 廊下ですれ違う時も授業中、手紙を渡されても避けていた。 由香の中...
「那緒ッ!!どぉしたのォ!?冗談やめてよ!!これ、外してッ!!」 涙を流して知奈実が訴えても、那...
眠っている知奈実の顔を見つめる那緒。足を組かえる動作のせいで知奈実のミニスカートはめくれあがり太股...
「はぁ…はぁ…(普通女の子に持たせるか!!)」 那緒をキッと睨むと満面の笑みで返される。黙って那...
「はい、ドーゾ。買って来ましたよ!」 ふてくされた態度で乱暴に那緒の机にパンを置く。 「は...