本村有住ことモト君が、笑ってる。 なんてまあ、眩しい笑顔だろーか! 有住、とはアリスと読...
大野雪丸が走ってくる。 見てて笑っちゃうくらい全力疾走だ。 なんでアイツって犬を連想させる...
『なんだかたのしそうだな、』あっち、と ウエイトレスさんが戻った方をみて男がいった。 見れば...
『……じゃ、どうしたらいいんですかっ?!』 そろそろ解放してほしい。その憎たらしい微笑みから...
テーブルには空っぽのカップが一つ。かなりの至近距離で見知らぬ男とみつめ合っていた。 周囲...
「俺はもう抜けてきたけど…一也は?誰かと一緒だろ?」 小首を少し傾ける仕草が、可愛く...
あと40分。ホットミルクの残りを考えてもあと2杯はゆっくりと飲める。 手持ちぶさたにメニュー...
目が合った。 どうしよう、、、でも 綺麗な顔だな。 黒髪が風...
キラキラ光るサラサラでフワフワの黒髪に見惚れたのは去年の春だった。 ...
『遅かったな。どこへ行くつもりだったんだ?』 湯気のたつカップで手を温めながら周藤は笑って...