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予感 2

輪廻  2010-09-19投稿
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「美紀さんが緊張していたら、僕まで…ほら」

功一郎のシャツの胸の位置に、
美紀の手が置かれた。

「心臓…速い」

「美紀さんは?」

「あ……の…」

同じです、と、言おうとしたが功一郎は笑顔で美紀を撫でた。

「年下みたいですね。美紀さん、可愛い」

「そんな…ありがとう…ございます」


二人はしばらく見つめ合った。


「功一郎さん、私…私いつでもだいじょうぶですから…」


功一郎は、美紀の白く、華奢な腕を少し強引に引っ張って、美紀を自らの胸に抱いた。


「ほら、また…。リラックスしてくれなきゃ…」

「は…ぁ…ごめんなさい…ひ…久しぶりで…緊張…」

美紀の顔を片手で優しく包み、
功一郎は唇を重ねた。

「美紀さん…口開けて…」

「はい…」

功一郎の舌が美紀の唇を通り、
美紀の舌と触れ合った。

美紀はたまらず、功一郎の舌に絡ませた。

ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃと、水音が、二人だけの部屋に響く。


「……っふ…く…ふぅ…ん」

「ん……ぅう…」


功一郎が舌を抜くと、糸を引いた二人の唾液が、美紀の胸元に零れた。


「…あ。すみません…ね…」

美紀の胸元を舌先でつっと、舐め上げる。

無意識に彼女の口から吐息が漏れた。


「美紀さん、もっと声出していいんですよ?」

「でも…ぅ…ん…恥ずかし…い…です」

ワンピースを肩からそっと脱がすと、
美紀は言う通り恥ずかしがって、
顔を逸らした。

「ふふ。…いやらしいですよ、その顔」


「っ……こ……こんな…初めてで…緊張して……」

美紀は15歳くらいの幼い声を出していた。
表情もどこかあどけない。

しかし、恥じらいながら、
美紀はどこか悦んでいた。


「ああ……ブラが…見えますよ」

「ふっ…」

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