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two YOU 18

輪廻  2010-11-11投稿
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「あぁ…はぁ…出たね…」
「さっきより…多い…ね」

蓮一はティッシュに手を伸ばしたが、
真希が制した。

「真菜…舐めるよ、全部」

「や、やめろ……汚いから…」

「蓮兄のためだよ、真菜」

「うん…」

お互いの顔にかかった精液を、
双子は舐めとり合った。

「お、お前ら…こんな事しなくても、俺は病気でもなければ…お前らの片方を特別扱いした事も…!!」

「ん…ぅん…ニガイけど、
蓮兄は気持ち良かったんだよね?」

真菜が真剣に聞いてくる。

「もうしなくていいからな、
やめるんだ真菜」

真菜は首を振った。

「まだ私と真希、どっちが良かったか聞いてない」

「!そんな事…!!お前らな…!」

「真菜。明日から、蓮兄を気持ち良くさせられた方が…その日の夜に蓮兄と一緒に寝られる事にしない?
……真菜だって、本気なんでしょ?」

真菜は半分涙目になりながら、頷いた。

「ホントは真希と仲良く、蓮兄の病気治したいけど……。私だって蓮兄の役に立ちたいもん!」

蓮一は双子の本気さにたじろいでいた。
真菜はまだ自覚していないとはいえ蓮一への気持ちは本物だった。
真希とは先ほど体を交え、愛を確かめた間柄になってしまった。

今更、全てを無かった事には出来ない。

「頼むから、仲良くしてくれ、な」

しかし双子は裸体のまま蓮一に抱きつき、懇願した。

「蓮兄……私と真菜………。
今日はどっちと寝てくれる?」

「蓮兄ぃ…」

真菜が涙目で迫る。

「蓮兄…」

真希が真剣な眼差しで見つめてくる。

(き…決められるわけ……!)

双子の瞳は真剣だった。

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