「?!く…くぷっ…!!ん!っ!」
(蓮兄…?苦しいよ…?)
そのうちに真菜の頭は、蓮一の力ずくの上下運動で無理矢理動かされるだけになった。
「!!!ぐぷっ!んん!
…うぐ…!!!!」
(苦し…!!!だめ…!!
れん…にぃ…やめ…!!!)
「はぁ…!!はぁ!真菜…!!」
蓮一はあまりの快感に真菜の表情も見てはいなかった。
「真菜ぁぁ!!!」
(蓮兄まさか…!!!死んじゃう!
死んじゃう!…死ん)
「―――――――!!!!っ」
真菜は喉奥のさらにその奥まで、射精されたようだった。
真菜は意識を保った代わりに、
蓮一の絶頂と同時に尿を漏らしてしまった。
「――――――ぁ…あっ…蓮……にぃ……」
真菜は蓮一に抱き留められた。
「ぁあ!はぁ!はぁ!…真菜!…ごめん、大丈夫だったか!?」
真菜は自分を心配している蓮一の声を聞いた途端、安堵の表情を浮かべた。
「ぅ…んっ……大丈夫……だよ……。
…おしっこ……しちゃって……
ごめん……なさ…い」
「…気にするなよ。俺のせいだから……真菜?」
真菜は安堵感に包まれ、兄の声を聞きながら、眠りに落ちた。