「ねぇ、これから暇?
俺らすごい暇だから一緒に遊んでくれる子探してるんだけど…遊んでくれない?」
俺ができる最大の優しい微笑みで話しかけると、
顔を赤くして頷いた。
彼女とその友達と、
俺とクラスの奴4人。
適当に遊んでたら、いい時間になってきたから解散になって、お持ち帰り。
夏輝さんと付き合ってるにも関わらず簡単についてくる。
マジでうざい。
けど夏輝さんと別れさせる為だと思い仕方なく抱いた。
こんな女なんかより、
俺の方がずっと夏輝さんの事好きなのに…。
だから、
「ねぇ、彼氏いるの?」
「…うん、いる。
けどぉ…克巳くんが付き合ってくれるなら別れる。」
この言葉に、
一瞬殴ってしまいそうになったけど、抑えて彼女の顔をできるだけ見ないようにしてベッドから降りた。