「あ…!!蓮にっ…!気持ち良いよ…!!
痛いのに、気持ち良い!!」
真菜は蓮一の肉根の太さに、
次第に慣れてきた様だった。
二人はさらに動きを激しくし始めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、真菜ぁ!!」
「蓮……に…ぃ…!!!ぅう…!!」
声にならない喘ぎ声を洩らしながら、
真菜は蓮一と繋がった喜びを感じていた。
「もっと…!!もっと…!!」
二人の汗と性液で、シーツはぐしょぐしょだった。
「はぁ…!!はぁ…!!」
「ぅう!ぁあ!!はぁあう!…ん!」
真菜は涙を流して、
肉根の激しい突き上げを喜んだ。
ようやく真希と対等になれた気がしたのだった。
今夜、どちらが蓮一に相応しいか決まる。
答えは既に出ているも同然ではあるが。
そんな風に真菜は、無意識に勝利を感じていた。
真希がこの雨の中に、
独りで居たとしても。