美姫は甘えるように体を寄せた。
肌の温もりを楽しむように擦り合わせると、息子の耳を軽く噛んだ。
(あっち行こ。布団敷こう)
ガバッと衣服を掴む。
美姫はそれで前を隠し、和室に移動した。
カイトは先回りして、押し入れから布団を出し、荒っぽく広げた。
(今日はさ、ゴムしてね)
押し入れの中にある小棚から、美姫はコンドームを取り出した。
(カイト初めて?)
(う、うん)
(じゃ後で母ちゃんが教えてあげるからね?)
(う、うん!)
ガバッ
(ああん)
カイトは若い母の体を貪った。
エロ本やDVDの知識を全開にして、一生懸命に愛撫した。
(あん、そこ好き)
カイトが乳首を舐めると、美姫はひくひく震えた。
(舐めて、乳首もっと舐めて)
(気持ちいいのか?)
(あぁん、メッチャ感じる・・・メッチャ濡れちゃう)
カイトはそれを確かめようと股間に指先を移した。
美姫はその手を握った。
そして、ひそひそ話ができるくらいの距離に顔を近付け合って、見つめ合った。