カイトは後ろから美姫にじゃれついた。
「ウワッバカ!」
美姫は声を潜めて厳しく叱った。
(何考えてんだよ!二人がいるんだぞ?)
一旦怯むもカイトは再び抱きすくめる。
(しばくぞ、ボケッ)
カイトは口を尖らせて耳に呟く。
(二人が帰ってから全然じゃんかぁ)
キッと睨む美姫は母親の目。
(二階でセンズリでもしてな!)
カイトは美姫のジャージに下から手を入れた。
そして乳首をいじる!
(バッカ!)
カイトは低い声で囁いた。
(いいよ、犯してやるから)
ゾクゾクゾク!
美姫は乳首への刺激とカイトの言葉で急におとなしくなった。
(ダァメだってぇ・・ちょっ・・ヤバいよ)
(母ちゃぁん、可愛いんだよぉ)
カチャ
浴室のドアが開き、樹里亜と麻里亜がかしましくしゃべる声が聞こえた。
カイトはとっさに離れ、美姫を見た。
下を向いて手作業を続けている。
(くそぉ)
仕方なく二階へ上がった。
「あれ?兄貴は?」
脱衣場から出てきた二人。
「さあ。部屋じゃないか?」