美姫は娘達の隣室に目をやりながら、声を潜めた。
(なんだよ、こんな時間に)
カイトの影が、近づいて、布団に潜り込んできた。
(バッカ!何やってんのさ!)
ガバッ
カイトが布団に引きずり込む!
と、思ったらすごい力で抱きついた。
(バカ!バレたらどうすんだよ!)
(バレるもんか、もうイビキかいてら)
(イヤ、ヤバいよ!ちょっとぉ)
暴れて気付かれるのも困るので、美姫は一旦布団の中に入った。
カイトは情けない声で言う。
(母ちゃん・・俺、スッゲェやりてぇ)
(ダメだよ、ヤバすぎだって)
(静かにすりゃあ大丈夫だって!ほら、もうゴムもしてるから)
言うことなんか聞きゃしない。カイトは抱きついてキスをしてきた。
(ん!)
舌が入って来ると、美姫も戸惑いながら応えた。
レロ・・レロ・・
急速に妖しい気持ちになる。
(ハァ、ハァ、ヤバイヨォ、カイトォ)
(可愛い声出すなよぉ・メッチャ勃起してきたじゃんかぁ)
カイトはまた抱き締めてキスをした。
激しく舌を絡め、貪るように体を撫でてくる。