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母・女・メス 75

ザクロ  2010-12-20投稿
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訳がわからなかった。

早く寝な・・・

つまり、親父の相手をするからと言うことだ。

カイトは天井を見つめていた。

一時・・・

樹里亜も麻里亜もさすがに寝てしまった。

カイトは・・静かに階段を下りた。

真っ暗な台所を横切る。
和室から、薄明かりが漏れていた。

忍び足で襖に近づくカイト・・・

(アンタ・・信じていいんだね?)
(ああ。お前が一番だ)
衣擦れの音が激しくなり、ん、ん、と美姫の呻くのが聞こえた。

カイトは・・襖を少しだけずらす。

荒々しく体を擦り付け合い、夫婦が悶えるように抱き合っていた。

美姫は久しぶりの夫の吐息にうっとりしながら、さっきより襖の隙間が大きくなったような気がした。

カイトが・・・?

美姫は手を伸ばして証明のヒモを引っ張った。

(なんだ?・・明るいの嫌か?お前の顔が見えねぇじゃないか)

(ん・・久しぶりだし・・恥ずかしいよ)

(クソッ可愛いヤツだぜ!)

むしゃぶりつくように竜也が被さる。

ハァ・ハァ・ハァ・ハァ・

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