等身大の姿見には、白い肌が明かりの下でくっきりと透けていた。
薫も娘と同じように無毛のオ○ンコで、縦の割れ目が見えているのだ。
“見せる為に着けるんじゃないのよ。しっかり自分を持ってればいい。”【服の上から触るだけなら…】
誘惑には勝てず素足のままフレアスカートを着け、黒のブラウスに身を包んだ。
「おまたせしました、パパ。行きましょうか。」
「素敵に変身しましたね、キレイだな〜ママ。」
“ほらまた見てる…薄いと揺れるから…。”
タクシーで5分くらいでそのライブハウスに着いた。
「あら、薫〜いらっしゃい、珍しいね彼氏と一緒に来るなんて。どうも〜ママのマスミです」
「こんばんは、西野です、薫さんの彼氏です」
「違うのよ〜奈美の会社の方よ〜沖縄に営業所だす予定で、現地調査に来てるのよ」
「そうなの、いい男じゃない。アタシが取りたいくらいよ。薫が飽きたら、付き合ってね。」
「はいはい、ビール下さいな。奥の席に入るね」
「マスミは同級生なんですよ、彼女といると楽しくて、遅くまで飲んだりしてます」
「不良なママだな〜娘には早く帰りなさいよ、なんて言ってたのに…」
「奈美には内緒ですよ、乾杯しましょう。」
ライブが始まり、酒もすすんできた。しばしば、ママのマスミも同席しながら彼女の話しなどしていた。
「薫は堅物だから新しい男も探せないでいるのよ。西野さん付き合ってあげてね。セフレなんかいいんじゃない?お互いもう大人なんだしさ、どう〜?アタシはいつでもOKよ。」
「マスミ〜西野さん困ってるでしょう。ほらほら仕事して」
「ごゆっくり〜、後でまた来ますね。」
「もう、マサミったら…」