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俺の生きる意味 11

 2011-02-17投稿
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『っ!……んっ…』

蒼星は唇を離し、軽く笑うと舌を首筋に這わせた。

『やっ…やめ…ろ…』

俺は実は首筋は弱い。

それをばれないようにするために強がった。

「……………秋仁…」

俺をじっと見つめた。

そしてフッと笑ったかと思うと俺のシャツを強引にはぎとった。

「お前…ここ弱いんだな…」

そう言いながら俺の首筋に再び舌を這わせた。

『…やっ……や…めてっ…』

反応する身体を抑え、必死に抵抗した。

すると、蒼星はピタリととまった。

「………」

無言のまま俺を見下ろし、いきなり立ち上がった。

ベットから落ちた俺のシャツを拾いあげ、俺の顔に投げてきた。

シャツを顔からどかして、蒼星を見た。

『おいっ!!』

蒼星はチラッと俺を見たあと、奥の部屋へと姿を消した。

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