次の日の土曜日、俺は早々に静瑠の家を退散して、その足で連理の家に向かった
話をしなきゃならない。
「俺にはわかってんの」
の意味が本当に正しいのか聞かなきゃなんない。
この時間なら間違いなく連理は家にいてゴロゴロしてる。
案の定、連理の母親は若干の気まずさもなく俺を部屋に上げてくれた。
まだ、寝てるのよ〜wwとか言いながら。
もうあまりにもお互い行き来してるから、特に気にしないのだ。
俺はずかずか部屋に上がり込むと…
…とりあえず爆笑した。
「れ、連理…な、なにその…頭!」
奴の頭は何故か可愛らしいピンクのゴムで結ばれていて、女の子みたいな髪型になっていた。
「なんだよ〜礼儀知らずだな…いきなり開けやがって…俺がこれヤッてる最中だったらどーするつもり?」
と言いつつ、股の上でグーを上下させる、あの動作をしている。
バカかww
「なん、お前ww!髪型やばいぞ」
連理はニヤニヤして
「これ?俺、前髪長いじゃん、うぜーから結んでんの…可愛い〜だろ」
「あー、めちゃめちゃ可愛いんじゃね?」
コイツ、本当にわらかす奴だ。
だめだ、マジな話、できねえよww