「で〜?」
汚いベッドでゴロゴロしながら、話を振られたが、こんなふざけた頭してるやつに話せるか!
「マジな話をしにきたんだが」
「モンハン攻略?…それとも…静瑠とやったの?」
!
い、いきなり斬り込みやがった。
せーの、で起き上がり、だらしないトレーナーとジャージのまま連理はベッドの上に胡座をかいた。
「だってあんだけ好きならヤッちゃったんじゃねーのか?」
…完全に、疑いなく、俺の気持ちを察した発言だな。
もう仕方ないな…。
「…んなこと簡単にできるわけねーだろ、バカ」
あーあ認めちまったぜ。
連理はフーン、と頷いた。
「面倒だな、おまいらww
まあいーや、で、何よ?
話あんだろ?」
俺はもう半分やけで昨日の出来事を簡潔に話した。
話すうちに、連理の顔がみるみる真剣に…つってもかなり笑えるが…変わっていく。
「てわけで…お前をだしにしちゃったんだ、ごめんな…ほとんど弾みでさ」
「…冗談じゃねーよ、おい…お前…俺がお前の気持ち知ってて相手してないっつったの?」
「うん」
やべ、案外怒ってんかな。
連理は頭をバリバリかいて前髪のゴムをむしりとった