何十、何百と受け入れてきたリルナには直ぐに分かった。
(……!!!!!や…嫌…!!
このひと…
…してない…!
ゴム……してない…!!)
叫ぼうにも尿と精液の雨が、口内に流れ込んでくる。
「ら…め…!!!や…!ごぽっ……!!!」
(マスター、マキさん!!!
助けて…!!!
嫌……!!!!
久波くん………!!!)
「たす……!!!け……うぶっ!!!
げほっ…!!」
「リルナちゃん!!もっと奥までくわえてよ!!!」
背後の男の勢いが急激に増している。
反対に、口にくわえさせた男は、
ゆっくりと出し入れをしている。
「……!!!ぷぁあ!!らめぇぇえ!!助け…がぼっ…!!んん…!!んん…!!」
膣肉にあたる温度と硬さが異常になっていき、背後からは激しい息遣いがする。
(だめだめだめだめだめだめ…!!!
お願いお願いお願い……!!!
ナカには…!!!
お願い…!!)
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ!!!」
「ぷばぁっ…!!!いやぁぁあ!!!
やめて!!おねが……んぶッ!!!」
ズチャグチャと今まで感じたことの無い、
熱くリアルな温度が、
一気に奥に突いた瞬間だった。
(久波くん…………。
ごめんなさい………………)
「ンンぅぅーーーーーーッッ!!!!」
体は反り返り、味わったことの無い衝撃に反応した。
「!?」
「リルちゃん!?」
「おい、なんかヘンだぞ!?」
観客、マスターらが気付いた時には、
男は店内にはいなかった。
リルナは顔を見ることもかなわなかった男に、
犯され、汚され、脱け殻の様な状態にされ、
打ち捨てられた。