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俺の生きる意味 16

 2011-03-02投稿
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『…………んっ…』

俺が目を開けるとぼやけた視界に蒼星が映った。

「秋仁……大丈夫か?」

蒼星は心配そうに俺を覗き込んだ。

俺は頭がぼーっとしたままだったから返事の代わりに手を軽く動かした。

それに気付いた蒼星は俺の頭を撫でた。

「今日はいるからもう少し寝てろ」

そう言って額にキスをした。

それが何故だか安心できた。

だから身を預けるように俺はまた眠りについた。

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