「だいぶ…慣れたねえ…こういうの…ほら、もうこんなだよ、琉聖」
いやらしい声で囁いてくる忌々しいやつ!!
「う…あ、は…バカ…」
長い指先が抵抗力なくしたそこに挿入して、掻き回す
前、触られてないのにそこだけで気が狂いそうになる
「ん、連理…う、ごかすな…出ちゃ…」
連理はこういう時に見せる煌めくような目で笑った。
何度も何度もされたり、したりしてんのに
なんでいつも、前以上に感じるんだろう。
俺、どんどん変態になっちゃうじゃん、コイツのせいで!!
大切にするよ
静留に言った、あの一言から始まった関係。
自分ばっか損するのは嫌だから、ってハッキリ部屋で宣言された。
「なんだよ、それ」
戦々恐々な俺に
連理は猫みたいな顔でニヤリと笑って
「借りは返せよ」
とだけ言われて今がある。
ちょっと待て。
何度返せばいいんだよ?
あれから50回は返してるんだぞ!
絶対する気がなかったことまでされてる始末。
連理の下で喘いでる俺って
コイツのなんなんだろう?
と、思うゆとりは吹っ飛ばされてあるのはただ
快楽のみな俺。