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クレイジーキャット 5

にゃんこ 2011-03-10投稿
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「おい、連理どうした?」
休み時間も伏せてるから、さすがに心配んなって放課後問いただした。

連理は虚ろな目で俺を…まるでいま初めて認識したように、瞬きした。

「琉聖…」

「え、うん、なに」

バッと立ち上がると、俺の腕を強く引っ張り…

え?なんで??

壊れてます、の張り紙してあるトイレの…個室へ連れ込んだ。

「な、な、な、な、」

「24」

??
な、頭、大丈夫か、コイツ
「24て?何いってんの」

「なななな。って四回言うから足したの」

…おい…どーしたかと思えば…。

ふざけんなよ、とトイレから出ようとして…塞がれてるのに気づく。

連理は病的なくらい真剣な目で見下ろしていた。

「なんなんだよ、お前!」
「琉聖、俺を好き?」

…へ。
え?だめ、俺、本当にパニクってる。

「…え、あー…そりゃ…」
バンっとトイレの壁に押し付けられて、ギョッとする
「ハッキリ言え」

…ちょ、怖いよ!

「す、きだよ、好きじゃなきゃあんな…」

「どんくらい?静留より俺を好き?」

うわ、マジで何なんだかわからねえ!

「わかんね、離せ」

連理は屈んで、俺に唇を押し付けた

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