「………んぐッ……じゅプ……ぷふ…ぱはぁ…!はぁ…!」
「ホラ、ナマは許してやるからさ。
いつも通りに頼むぜ?」
わたしの体は、
こんな屈辱に、興奮していた。
そんな自分が、赦せなかった。
死に物狂いで抵抗したかった。
ただ、
興奮しているこの間だけ…。
わたしは、生きていることを実感できた。
情けない。
本当に情けない。
忌むべき、
これは『自傷行為』に他ならない。
なのに、
やめられない。
「ケホッ……。…ゲホ、ああ…!はぁ……はぁ……」
いつもの状態だった。
何も変わらない。
昨日と違うことは、
雨が降っていない、ということで。
「ああっ!!!」
「………?」
「またかよ!ねぇ、本当にどうなってんだよ?なんで毎日こんな……」
「!!触らないで………」
触らないで…。
一瞬見えたのは、純真無垢なあの瞳だった。
そんな綺麗な瞳で、
わたしを見ないで。
そんな綺麗な手で、
触らないで………。