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メテオリック・ボーイ 5

輪廻 2011-06-14投稿
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「………んぐッ……じゅプ……ぷふ…ぱはぁ…!はぁ…!」

「ホラ、ナマは許してやるからさ。
いつも通りに頼むぜ?」

わたしの体は、
こんな屈辱に、興奮していた。

そんな自分が、赦せなかった。

死に物狂いで抵抗したかった。

ただ、
興奮しているこの間だけ…。

わたしは、生きていることを実感できた。


情けない。
本当に情けない。

忌むべき、
これは『自傷行為』に他ならない。


なのに、
やめられない。




「ケホッ……。…ゲホ、ああ…!はぁ……はぁ……」

いつもの状態だった。

何も変わらない。

昨日と違うことは、
雨が降っていない、ということで。




「ああっ!!!」

「………?」

「またかよ!ねぇ、本当にどうなってんだよ?なんで毎日こんな……」

「!!触らないで………」

触らないで…。
一瞬見えたのは、純真無垢なあの瞳だった。

そんな綺麗な瞳で、
わたしを見ないで。


そんな綺麗な手で、


触らないで………。

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