[PR]
i-mobile

もうだまされないっ! #13

輪廻 2011-08-18投稿
閲覧数[8145] 良い投票[0] 悪い投票[0]



「はぁ……はぁ……」

「ぁ……ぁ……」

二人は繋がったまま、放心していた。

男たちは、満足して、二人に告げた。

「まぁお前らに子供ができるまで、何回でも手伝ってやるからよ」

「また今度、楽しみにしてるぜ」

出ていこうとする彼らを見もせず、
サヤは微笑した。

「………?サヤ?」

「確かに…次に会う機会があったら、怖いかな…」

男たちが体育館倉庫のドアを開けた瞬間、
サヤの友達二人が、立っていた。

「お前ら、聞いてたのか?」

二人は無言で外へと走り出した。

全員、二人を追いかけた。

「望、立って…逃げよう」

望の縄を解き、急いで服を着たサヤは、彼を促した。
望は慌て着替え、彼女に続いた。

「サヤ…?ど、どこへ?」

彼女は、鍵がかけてあるハズのドアの方に走って行った。

「こっちは鍵が…。…?かかってない…」

「うん、私が頼んでおいたから…」

サヤは、予め男たちの行動を予測していた。

望が避妊具を渡し、女子たちが騒いでいるところを、男たち本人が見ていないはずはなかった。
からかっているつもりなのだから、からかった相手の反応を見るのは当たり前だった。

そして、彼らは不用意に打ち合わせていた。

「…今度はどっかでよ、あいつらに頼んで痴女プレイとかどうだ?」

「望のヤツ、案外気持ち良かったりしてな」

笑いながら上階に消えていく彼らの階下には、サヤが立っていた。

顔は見えなかった。
しかし会話内容だけは、しっかり記憶していた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「輪廻」の官能小説

もっと見る

女子生徒の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ