「生絲…もう」
「もう、なに?」
意地悪く聞き返される
疼く、どうしてこんな身体になっちゃったんだろう
指じゃ…
「晴明、欲しい?」
僕は自分でもわかるくらい真っ赤になって…生絲にすがる
こんなの、自分らしくないのに嫌じゃ…ない
「生絲…お願い、だ」
お互いもう汗でベタベタの身体を寄せあった
くる…っ
熱い生絲のものが、奥まで貫いてくる
クリスマスの前日、初めてされた時には二度とゴメンだと思っていたのに
今では身体は生絲に合わせて揺れて仰け反っているなんて
「晴明、可愛い…俺の」
繋がると必ず「俺の」って言うんだからな
乱れた息で、僕は揺れながら喘ぎながら、
「生絲は…僕の、だ」
と口走った