「あ、脚に…何かが…。んッ…!」
恭太は潜ると、雪美の脚に海草がまとわりついていた。
すぐにとって、海面から恭太は顔を出した。
「…海草が…」
「は、……す…すみません……」
「あそこの岩場で、休憩しましょうか」
長く岸の浅瀬から伸びた岩場は、海面から、少し下にあり、腰をかける事ができた。
「先生……」
「は、はい…」
「お、俺、一応男なんで、さすがに我慢出来ないんスけど…」
「?」
「そんな大胆な水着で…さっきみたいな声まで出されると…」
恭太のそれは、雪美が気付いた時には海パンの中で苦しそうに膨らんでいた。
「……恭太…私…今朝から気になってて……。もしかして…私たち…」
「はい、同じ事考えてました……」
二人は互いを大事にするあまり、
どうしても踏み切れずにいたが、
互いに互いの体を求めていたのだった。
雪美の大胆な水着も、彼女が欲求を無意識に爆発させたものと言える。
恭太郎は、雪美の脚を自分の太ももの上にかけさせ、性器同士が擦れ合うほど接近した。
「はぁ………はぁ…」
雪美はぎらぎらした目つきで、濡れた長い髪を後ろに払った。
恭太は雪美の胸元にキスをし、
海水の味とともに舌先で舐めあげた。
「ふっ……ん…ん…」
「まさかお互いこんなに朝からムラムラしてるなんて……思いませんからね…」
「私は…そんな…!ムラムラという表現は…!んぅ…あ…!」
「雪美…そういうとこ……可愛いんだよ」
水着の両肩のかかっている箇所を、恭太はゆっくりずらし、雪美はゆっくり脱いだ。
「恭太…だ、誰か来たりしたら…!」
そう言って焦る雪美の乳首は、既に愛撫を求め突起していた。
返事の代わりに、恭太は彼女のそれにキスをした。
「ひぁ…!!…恭太…!ひ…ぅ…ん!」
雪美は恍惚の表情で、愛撫を受けた。
今は向こうの海岸では、家族連れなどが見える。
(こんな…誰かに見られるかも…しれないとこで…。私…おっぱい…出しちゃってる…。おっぱいで…感じちゃってる…!)
「恭太ぁ…!!私……私も…我慢…出来ない…!」
もう雪美は知ってしまった。
喩え自分の生徒であろうと、
大好きな男性に、自らを突き上げられる事が、どれたけ気持ちが良いかを。
恭太のそれが、どれたけ自分を狂わせてくれるかを。
恭太の海パンを下ろすと、我慢汁が海中で糸を引いていた。
「雪美…いい……?」
雪美は赤面を隠さず、頷いた。