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the angel make love 8

輪廻 2012-08-10投稿
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翌朝。

朝露が木々を濡らし、
雲間からは太陽が降り注いでいた。

小鳥は木々に留まり、朝日に囀ずっていた。


「……………………」


「……………」


「……………」

「…………………」


「…………」

「………ぃや…」


「…………………どけよ…」

「……………!!やだ………!」


「…………終わっただろ……
…賭けは……」


「……………………………行かないで…」


「……………………どけよ………」


「…………………………一人に…しないで……」


「…………」

「…………貴斗…さん……………………」


「………おら…行くぞ」





「………………………………………好き」

ガタンッと音がして、花子はベッドに押し倒された。

簡単に衣は剥がされ、
簡単に瞳は涙で濡れ、
簡単に髪は掻き乱され、
二人は狂ったように互いを求め合った。


「っ…はぁ!!
んん………はぁ!!
貴斗さ…ん!!」

「花……」


花子の胸はびくんっと弾け、震え悦び、
互いの唇は互いに何度も何度もしゃぶり合った。
貴斗のそれは、花子の脚の間で、先っぽを切なそうに濡れそぼらせていた。

「んんッ…!!ン…!ぁあ…!!
はぁっ!!」

「ゆっくり入れる……」

「はい…!!…………ぁ…!ぁ…はぁ!
はぁっ!!入り…ました…!!
熱い…です…ぅ!!」

「動くぞ……」


「ぁあ…ああ…!!貴斗さん…!!
動いて…ます…!!こんなに…!!
熱い…!!」

花子は涙を流しながら、
必死に彼の挿入を受けた。
気持ち良くて…、彼が愛しくて…、
別れが切なくて…、彼の眼差しが、
胸を締め付けた。

「はぁ!!ひぁあ!!
んん…!!はぁ!あう!!」

「はぁ…!…花子…!
もっと、早くするぞ…」

「は、はいっ!!ぅぅうう!!
ぁあぁあ!!んんんん!!
やぁぁあ!!」


―もっと、もっと…激しく…!!
突いて…!!―

「ぁあ……!ぅあ…!」

「ぅぅう!!だめ…です…!!
イ…キそ…!!!」

―もっと…強く…!!…私の…
…奥に…!!!―

「もっ…と…激しくすっぞ…!!」

―そう…!!―

「ぁぁあああ!!!…貴斗さ…!ぁあ……ひぁああああぅう!!」

―貴斗さんッ…!!!―

「ぅうう!!…花子…花子!!!」

「貴斗さんッ…!!!」

―好き…―
―好きだ…―

永遠の様な絶頂が、二人を包んでいた。

貴斗は体重をかけないよう、花子の胸に顔を埋めた。

「……………花子…」

「………はぁ………はぁ…」

「未練ならあった………」

「……はぁ、はぁ……?」

「俺は生きてる間、女を抱いたことがなかった……」

「え!それってつまり童…んぐ」

「言うな……はぁ、はぁ……。…こうして願いが叶ったわけだ…死んでからだけどな…はは」

「良かった……貴斗さんの初めて…私で」

「…バカ野郎」

二人はキスをした。
何度も

何度も

何度も。

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