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モノクロの世界で15

翠蓮 2013-03-07投稿
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それから俺は、翡翠と過ごす時間が増えた。…という訳ではなかった。
ただ、休み時間や昼休みの時間に時々呼び出すくらい。









「…んっ」

「はぁ…ん…、なぁ翡翠」

昼休みの屋上。
翡翠を壁に押し付けて濃厚な口付けを仕掛ける。
あれから2日、こんな風に2人でいるけど、途中で人が来たりしてキスから先はお預けになっていた。


…今日こそ挿れるてやる。
そう思いながら、行為を進めていく。

「俺のこと、名前で呼んで?」

「?…須藤…」

「ふふ、…違うよ。
下の名前で。…これから蓮実って、呼んで」

「…蓮実」

「そうそう」

俺はシャツのボタンを外し、翡翠の薄い胸板を掌で愛撫する。

「く、…っん」

なめかしく動く俺の手に声を漏らす翡翠。

「感じやすいね…
・・・けどここ、もっと好きだろ?」

「はァッ…んッ!」

胸の突起を摘まむと、翡翠の背中がビクリと仰け反るのが分かった。

「キモチイ?」

耳元で低く囁く。

「…ゃ…ッんぁ」

肩を震わせる翡翠。やっぱり耳でも感じてる。

可愛いなぁ。

「キモチイって言ってよ」

「や、だ…」

「言わなきゃずっとこのまんまだよ?」

意地悪を言って、乳頭を指先でくすぐる。

「ぁん…ッぃや、ぁ…ッ
やだ、それ…っやめ…ああッ」

「んなこと言われっと余計したくなってくんだけど…」

「やぁッ…ん、ふぁ…ん…んぅう…っ」

「声殺すな。
キモチイって言えよ…」

「・・・ぁ・・ッき、
…きもちぃ…っ」

「いいこ♪」

俺は胸を弄っていた手を下へ移動させる。


「…あ。もうこんなに膨らんでる。そんな良かった?チクビ」

「・・・・っ」

言葉で苛めながら、ズボンのチャックを開けた。
下着が濡れている。

「ぅわ、グチョグチョ。
やーらしー」

「…誰のせいだよ」

「え、俺のせい?」

クチュ、…クチ。

「ああッ…ばか、やめ…は、アン…!」

下着越しに揉みしだくと、液の擦れる音が僅かに聞こえて、エロイ。

「や、…んな、触り、かた…っ」

「ん?じゃあどんな触り方がイーの?」

「んっ…はぁ、あ…ッ
わ、わかってんだろ…っ」

「分かんないよ。ちゃんと言って?」

俺の要望に、翡翠は頬を赤らめながら小さく口を開いて応えた。


「…ち、直、接…ッして…」

「ドコを?」

「…っ言えるかよ…」

「言わせてあげる」

そう笑って山の先端を爪先で弄った。

「!…っひぁあッ!や、ぁあ…ッ!」

「ほら、言って?
ドコをどうしてほしーの?」

「あッあっ…や、あッ…そこだめぇ…ッあ、くあッは、ぁ…、もぉ出るぅ…!」

「え?」

「・・や、あああ!」

ッビュク…ッ


・・・・・果てた。
下着越しで。



…どんだけ刺激に弱いんだよ…。

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