『ん…』
痛みのあとに響くような甘い刺激。
知らない男、しかも図書館で厭らしい行為をしている、という事実が計らずも美紀に背徳感を抱かせ、からだの奥が熱くなる。
『ー!』
男の手が美紀のお尻をスカートとのうえから何度もなで回す。
「あぁ…」
男は歓喜の息をはき、ついにその手を美紀の秘部の移動させた。
びくっと美紀のからだが震える。
「…濡れてる」
下着のうえから割れ目をなぞり、男は美紀の耳元で囁いた。
『……っ』
涙を浮かべながら美紀は首を降り、その事実を否定する。
無理矢理行為を強要され、それでも反応を示すからだがしんじられなかった。
「……そうかな」
『ーぁ』
男は下着の隙間からゴツい指を侵入させ、荒っぽくなかをかき混ぜる。
「ほら、みてごらん」
必死に顔を背ける美紀の目の前に、男はつい数秒前まで美紀の体内に入っていた指を掲げた。
「みろ」
無理矢理顔をあげさせる。
『ー……ん』
男の指は美紀の体液でてらてらと濡れぼそっていた。
羞恥から美紀のほほを涙が伝う。
「もっときもちよくなろうね」
男は再び指を侵入させた。
『ん…』
二本に増やされた指に、呻き声をあげる。