僕はケイコの髪の香りを鼻腔に吸い込みながら、そのふくよかな乳房をゆっくりと揉んだ。
「あっ…ん」
衣服の上からでもその弾力は確かなもので、彼女の体温の上昇よろしく、僕の股間も熱を帯びてきた。
「広山くん…鼻息荒いよ」
またも笑い出しそうになる彼女を無視し、僕は前にまわりこみ、乳房と対面した。
セーターを捲り、ブラジャーに手をかけたところで、ケイコは少し辺りを見回した。
ブラジャーを下にずらし、白い乳房を手で優しく解放してやると、乳首が出た。
少し肌寒くもあるのか、ぴんと勃っていた。
「やっ…恥ずかしい…」
僕はしばらく見つめたのち、乳房の脇がわの部分に舌を這わせた。
「ひっ…あ…っ」
緩急をつけた舌のうねりに呼応するかのように、ケイコは吐息をもらした。
とにかくじらして、乳首の周辺を舐めまわした。
彼女が堪えかねるように脚をもじもじさせた。
ようやく乳首を舌に巻き込んでやると、ケイコは身体をびくりとさせ、僕の腕をしっかりと掴んだ。
固くなった乳首を僕はしっかり、丹念に舐めこんだ。
ピチャ…ピチャッ …チュッ…チュチュッ…
「ぁあん…は…きもちい」
ケイコは僕の股間をまさぐりだし、爪をかりかりとこすってきた。
「…広山くんのも。ね」