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好きだから?

風花  2006-06-06投稿
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卓とアヤメは外にでて煙草を吸っていた。

「しっかし久しぶりだなぁ〜」
「そうっスねぇ☆マジ会えて嬉しいッス!」卓がにこにこ笑う。
「でも卓がホストとはなぁ」
「いや〜やってみると結構楽しいし俺頑張ってるんスよ?今?3なんだから!!」
「へぇ〜頑張ってんんな。あの甘えん坊がなぁ〜」
アヤメが卓の頭をくしゃくしゃなでる。
「それは言わないでくださいよぉ☆あっ先輩!ここにアイツも居るんスよっ☆最近?1になったんスよねアイツ」
「…アイツって?」
「ほらっ薫っスよ!!」
「あぁ薫ね!アイツ居るんだ。たしかにアイツは女ウケしそうだな〜カッコいいからな。んで今日居るの?会いてぇな」
「今日は居ないっす」
卓は身を乗り出した。
「何かね、女がいるらしいんスけど、その女にフラレそうなんだってさ。だから今日は急遽休み!?1の特権っスねぇ☆」
卓がしみじみ言う。
「ふぅん…」

アヤメは煙草を吸った。白い煙が漂う。

「今頃ヤリまくりじゃないスか?いぃなぁ〜☆」
「お前もモテるんだろ?彼女は?」
「募集中っス!!☆」
卓は無邪気に笑った。


「あはははっ!んで薫の彼女の名前なんて言うの?」
「えーっとなんだっけなぁ〜…」
風が吹いた。今日の夜風は何だか冷たい

「あっ思い出した!ハルカだっハルカ!!」
「…えっ?」


まさか…違うだろ…?違う…!



「熊田ハルカっスよ!」


ハルカが彼女…薫の…?

「熊田…ハル…カ…」
「どうしたんスか?先輩?…」
卓が心配そうにアヤメの顔を覗き込む

「おぃ…卓、薫の住所知らないか?」
「知ってますけど?今行くんスか?きっと今頃盛り上がってますよ?」
「余計早く行かなきゃ…」



ハルカが誰かに抱かれるなんて例え薫でも許せない………


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