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はじまりは放課後…《1》

 2006-06-12投稿
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真央先輩は、美術の部室にいた。さっき、吾朗先輩にふられたことを、
私は裏庭での目撃で知っていた。
真央先輩は、かなり落ち込んでいるに違いない、だから私が
慰めてあげなきゃ…私はそんな気持ちで、そっと部室のドアを開けたのだ。
真央先輩は、窓際に佇んでいた。サラサラの長い髪が初夏の風に
そよいでいる。真央先輩のコロンの香りが私の鼻を甘く刺激する。
「潤子じゃない? 何どうしたの、今日は部活休みだよ」
私は「はい、知っています」と言いながら、真央先輩に近付いていった。
「じゃあ何しにきたの?」
真央先輩はやはり泣いていたのか、切れ長の目が潤んでいる。
「ごめんない…先輩、私、見ちゃったんです…」
真央先輩は、ちょっと驚いたような顔をしたが「ふ〜ん」と言って、
私から視線を逸らした。
「…で」「はぁ?」「泣き顔を見にきたってわけ」
「そ、そんな、私はそんな為に来たんじゃありません」
「じゃあ、何の為に来たっていうのよ、おしえてよ」
長身の真央先輩は屈んで、私の顔を覗き込む。
「な、何って、わ、私は先輩をす、少しでもゆ、勇気づけ…」
私の最後の言葉は、真央先輩のぽてっと柔らかい唇に覆われてかき消された。
一瞬なにが起こったのか、分からなくなった私。
私は慌てて、真央先輩から離れようともがく。
真央先輩の唇が、私を逃がさない。
私の唇を舐め回し、生温かな舌を私の口の中へ侵入させてきた。
真央先輩の舌と私の舌が口の中で絡み合う。
「う、うぅぅ〜ん…」真央先輩の甘いコロンの香りと、この柔らかな肉の感触。
「やめて…」と私は消え入りそうな声で囁く。しかし、
私はすでに濡れていて、もっともっとと、私の体は真央先輩を求めていた。

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