[PR]
i-mobile

スクエア?

プリン  2005-12-04投稿
閲覧数[2629] 良い投票[0] 悪い投票[0]

─智也side─
何がなんだか分からなかった。春香が由文と付き合うなんて。てゆーか昨日のアレはやっぱり春香と由文だったんだって感じ?あれを見たときは今までにないくらい驚いたけど。春香も由文も大事な友達だから、なんか自分だけ捨てられたような…こんな俺を一段と混乱させるように奈緒が言った。
「好き」
ただその二文字から成る言葉でますます混乱した。奈緒にはあいまいな返事をしたまま屋上へ向かう。そこが俺の落ち着く場所だから。

──!!!
は!?何してんの!?
って思ったけど言葉にならなかった。
「あっれ━━見られちゃったぁ☆」
そこにいたのは春香と由文。昨日と同じような状態で。春香は自分の体を隠すように由文の中にうずくまった。由文はこれを俺に見せびらかしたかったのだろう。でないとわざわざここでヤる意味なんてない。すぐにその場を立ち去った。頭がおかしくなりそうで怖い。
その後奈緒に返事をした。「俺も好きだよ」
なーんて言ってみた。悪いとは思えなかった。俺を憎むなら由文を憎めって気分だった。その日の夜、奈緒を自分の家に呼んだ。春香が帰ってくるタイミングを見計らって。この行動をとった理由は由文と同じだな。きっと。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 プリン 」の官能小説

もっと見る

恋愛の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ