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はじまりは放課後…《9》

 2006-06-15投稿
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今日は部活がない日。
美里とカラオケでもいって、ボックスでエッチでもしようかと思っていたら、
バス停で私のケータイが鳴った。
真央先輩からだ。先輩からなんて、めったに電話なんて掛かってこない。
しかも、あの強引な一方的なキス以来、すれ違った時に会釈している程度で
言葉を交わしていない。
「美里、真央先輩からだよ〜どうしよう…」
「いいじゃん、よかったじゃん、でなよ」美里は面白がっている。
私たちはバスに乗り込む途中で、慌てて、人をかき分け飛び降りた。
「もしもし…」私は恐々と電話を受ける。

真央先輩の電話は今すぐ、部室へ来いというものだった。
部活のない日に部室へ来いと…いつかのシチュエーションが甦って
私の体は熱くなった。
当然、美里とは、バス停でバイバイした。
「いいよ。じゃあ、又ね」そうは言っても美里の顔は淋し気だった。
美里がモノ惜しそうな目をしているので、私はお返しに今度、
美里に最高のエッチをプレゼントしてあげようと思った。
そうは思っていたものの、私は全速で学校へ戻っていた。
真央先輩に会える――真央先輩とのキスを思い出しただけで、
私の胸は高鳴り、アソコはうずいた。

部室のドアを開けると、真央先輩がひとりでキャンバスに向かっていた。
「遅くなりました」息を切らせて私は言った。
「ううん、早かったじゃない」
真央先輩は絵を描きながら、無表情で言った。
私は何気なく、先輩の描いている絵を覗き込む。
”ハッ”と息を飲み込む私。
真央先輩の描いている絵は私だった。
キャンバスの中の私は全裸で、飛び上がっていた。
バックは深紅のバラが散りばめられている。

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