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階下の女 (1)

 2006-06-23投稿
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オレがマンションを出て、外を歩きはじめた時だった。
「やだ〜、飛んじゃった…」という女の声。
…と同時に、オレの足元に、ひらり…と、ピンク色のヒモが落ちる。
思わず拾い上げ、上を見上げるオレ。
「今、取りに行きます。ごめんなさいね」
ヒモを落とした女の人は頬を赤らめ、ベランダから顔を引っ込めた。
オレは手にしたヒモを、何気なく眺める。
オレの顔がだんだん上気してくる…「こ、これはヒモじゃない…」
ピンク色のパンティだった。
(ど、ど、どうしょう…そこらに置いて逃げてしまおうか…)
そうこう悩んでいるうちに、このパンティを落とした主は、息を切らせて姿を現した。
「恥ずかしいわ。本当にごめんなさいね…」
オレは顔を見ずにパンティを彼女に手渡した。
渡し方がまずくて、パンティはオレ達の手をすり抜け、地面へ落下。
「ご、ごめんなさい…」
「んん、私こそ」
オレ達の目が合った。
彼女は、先月越してきたばかりの人妻…
オレの部屋の階下に住む桐生さんという人だった。
オレはフリータで、ファミレスで働いている。
人妻である桐生咲子と、オレとの出会いはこんな運命の悪戯ではじまった。

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