「エアコンの調子、悪くて…あまり冷えないみたいね…」
咲子さんは、このマンションは家賃が安いからしょうがないわねと軽く笑った。
小さな白い歯がこぼれる。泣いているような笑顔。
堪らない…オレには、もう耐えられない…
オレは立ち上がると、逃げるようにして玄関へ向かった。
焦りながらスニーカーを履いていると、バタバタと咲子さんが追いかけて来る。
「どうしたの奥村さん、私、なにか失礼な事でも言ったかしら?」
「いえ、そんな事ないです…ただ、ただ…」しどろもどろのオレ。
「すぐ、お食事の支度できてよ。ほら、さあ上がって…」
咲子さんはオレの手を、軽く引っ張った。
咲子さんの髪がオレの腕を撫でる。息が、ほんの少しだけオレの耳にかかった。
オレの理性が吹っ飛び、頭の中が、真っ白になった。
オレは強く咲子さんを引き寄せていた。
「あっ…」遠くで咲子さんの声を聞いた気がする。
オレは咲子、咲子と喘いでいた。
咲子さんのワンピは脱がされ、丸まって、彼女の足元にある。
生まれたままの形で、咲子さんは狭い玄関に横たわっている。
オレは彼女の隅々に舌を這わせた。
両の乳房を強く吸い、舐め、甘噛みした。
上体をくねらせ、喘ぎながら、咲子さんは「いけない、、、いけないわ…」と
オレに身体を摺り寄せてくる。
泣いているような、よがった咲子さんが、食べてしまいたい程、可愛らしい。
オレは彼女の両脚を開き、その茂みの中に顔を埋め、捏ね繰り回した。
「…う、うううん…」咲子さんは下唇を噛み、両手でオレの頭を押さえつける。
ぽってりとした、ソコを舌の先端で突っついてから、生温かいオレの舌を挿入した。
オレの口の中は彼女の愛液で満たされる。
咲子さんの手が乳房を自ら愛撫し出した。
「どうして欲しいですか…」オレは茂みから顔を上げて囁いた。
「い、入れて…」消え入るような咲子さんの声。
オレは急いでズボンを脱ぐと、熱くゆで上がったようなオレのモノを、
咲子さんの園へ、ズブッと差込み、上体を激しく揺さぶった。
「あっ、あ、ぁぁぁ…ん…」
咲子さんは両の手をオレの尻へ回し、爪を立てる。
咲子さんの腰は激しく動き、オレのモノを奥へ、もっと奥へと求めていく。
舌の空いたオレは、彼女の唇をこじ開け、彼女のそれと絡め合って、
グチュグチュと長く深いキスを交わした。