「やだぁ〃やめてよぉ」
「じゃあ今日の放課後、4階の視聴覚室に来て♪」
「やだから‥‥‥行かないからね。」
「‥‥‥‥」
「黙っても駄目。いかないから」
そうはいったものの、やっぱり優等生は約束をやぶれないものだ。
ガラガラガラ――――
ってまたいないじゃん。まったく‥‥‥自分から呼び出しといて‥‥‥‥
暇だなぁ‥‥‥‥
黒板に落書きをし始める‥‥‥‥
「ぎゃぁぁあ!!!!」
夏君‥‥‥‥!?
「ちょっといきなり後ろから抱きついてこないでよ!!」
「ゆりか‥‥‥‥」
「やめてよ!!」
夏君を突き飛ばす‥‥‥
「俺さぁ、本当は‥‥‥」と、夏君がどんどん近付いてくる‥‥‥
ちょっとちょっと!!
まさかまたキスするつもり!?
「あ、あの‥‥‥困るんだけど〃」
後退りする私
「っ‥‥‥‥ごめん‥‥‥‥今日は眼鏡かけてないんだね」
「うん。家に忘れちゃって‥‥‥‥コンタクトは嫌だし。」
「じゃあ俺の顔もよく見えないだろ。」
??????
「え??まぁ‥‥‥‥でも夏君だってことは分かるよ。ここに来るのは夏君だけだし‥‥‥夏君こそなんで今眼鏡かけてるの??さっきまでかけてなかったじゃん。」
「それは‥‥‥‥