静夜はずっと無言で
押さえつけ私を抱いた
静夜を怖く感じたのは初めてだった…
「ンッ、アッン…ンッ」
初めて抱かれてから毎夜、静夜は部屋に来て無言で私の躰を抱き、私だけを抱き続ける。
「ヤッ…も…静夜」
ずっと秘部を指でイジられ続け、秘部はヒクつき愛液で濡れていた。
静夜は指を止めず、グチャピチャとヤラしい濡れ音が響いていた。
「アッ、ンッアッ…」
秘部がよく見えるように足を広げ、ベットに仰向けに寝ているルナはシーツを握り必死に愛撫を受けとめていた。
「……夜…静夜」
ルナが、手を伸ばし静夜の頬に触れた。
「──……静夜。私…」
ルナが何かを言おうとするが、言葉は続いて出ない。
静かな沈黙が流れた。
静夜の手が止まり、ルナの上からのけようとしていた。
「Σ待って」
ルナが止める。
「続けて…静夜の好きにして…お願い」
静夜は顔を歪め、ルナの秘部にゆっくり己を挿入した。
ルナは幾度も抱かれ慣れたのかすんなり静夜を受けいれた。
「アンッン……ッ…静夜」
ルナが、甘い喘ぎ声をあげると静夜はルナを押さえ、欲望のままに何度も熱棒を突き上げ何度もルナの中でイキ続けた。
「ンッンンッ…アッンンッ……ッ───ンッンッ…ッ」
ルナは小さな躰を激しく揺さぶられ、秘部を突き上げられる快感に身を震わせている。
ルナは敏感に静夜の熱望を感じ続け、何度かイクと痙攣しながら気絶した。
ルナの下半身は白濁の液で汚れ、秘部からは静夜の精液が溢れ出てきた。
静夜は毎夜ルナを抱き続ける…
「十希」
毎夜静夜に抱かれ続けるルナ、昼間は十希に会いに来ていた。
「ルナ様…」
「十希…ごめんなさい。いつも邪魔しに来て…」
「あなたなら構いません。どうぞ…」
ルナが椅子に座ると、十希がルナに紅茶を出す。
「ありがとう。十希」
「いいえ。…ルナ様、顔色が少し悪いですね?」
「そ…う?」
十希が熱を見ようとルナの額に触れようとした。
「イヤ!!!」
ルナが十希の手を叩きはらう。
「?ルナ様…」
ルナはガタガタ震え、躰を丸める。
静夜義兄様…
何故私を…抱くの
妹にと望んだのは
嘘だったの?
やっぱり私は
玩具でしかなかった…