ヒロミは思いっ切り身体をのけぞらせて叫んだ。それと同時におしっこが勢いよく溢れ出した。
『プシャァァァァッッッ!』
私は手で押さえて飛び散るのを防いだ。私でさえまだ漏らしたことはなかったのに…私も驚いたがヒロミはそれを通り越して、抜け殻のようにぐったりとしていた。
ヒロミ「アッ…ヒッ…ヒクッ…アウッ…」
言葉になっていない。きっと恥ずかしさがこみ上げてきているんだろう。
ワタシ「ヒロミ…よかったんだ…全然恥ずかしくないよ。大丈夫。大丈夫だよ…」
私は耳元で囁いてヒロミを抱き締めながら、そっとおしっこを拭き取った。
ベッドにあったタオルケットを背中からかぶせる。
ワタシ「シャワー浴びておいで。」
ヒロミはこくりと頷いて部屋を出た。
私には少しの罪悪感が残された。ここまでする必要があったのだろうか。何故私はこんな事ヒロミにしているんだろう…ヒロミに謝ろう…そんな事を考えながら、床に飛び散ったヒロミの絶頂の証を綺麗に拭き取った。
もしかしたら私もヒロミをずっと犯したかったのかも知れない。勝手さの極みを言えば、やっぱり私にはヒロミの感覚が理解できない。今すぐにカズヤに抱かれたかった。